結婚相談所ツヴァイで出会った人の話。

条件マッチングで知り合った方で、なんともクセのない感じの女性。
「花子さん」と呼ぶことにします。


結婚相談所では、初めて会う日取りをお互いが調整するところから始めなければなりません。
そういう点ではマッチングアプリと同じです。


しかしここで、花子さんは学生でいうところの、
「模範生」
といった感じで、会うまでの日程調整も非常にスムーズ。

夜に鍋を一緒に食べることになりました。


さて、実際に会ってみたところ、花子さんの印象は、
「非常に普通」
でした。

顔写真をあらかじめ見せてもらっていたのですが、格別美人というわけではありませんが、整った顔立ちです。
話し方も特に特徴的な部分はありません。


いろいろ話をするのですが、会話自体に支障は全くありません。
真面目な話も出来ますし、多少くだらない話も乗ってくれます。

マツダさんの時のような面接トークにはならずにすむのです。


職業も事務職ということで、特に問題ありません。
地元も遠くもないため、何の問題もありません。


そう、花子さんは、
「特にこれといってダメな部分が見当たらない」
のです。

「全ての要素において平均点がある」
といった感じです。


ただ、これは、僕も自分でも良く分からないのですが…


全く魅力を感じないのです。
花子さんに対して。


「なぜ?」
と聞かれてもハッキリと分かりません。

「決め手がない」
のでしょうか?

なんだか不思議な気持ちになりながら、2時間近くお話しました。


そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、別れ際に、花子さんが意を決したように僕の方を向き、一言。


「また、会ってくれますか…?」


僕は言葉に詰まってしまいました。

なんでこの人じゃダメなんだろう。

「会いたい」
ってせっかく言ってくれてるのに、それに応じる言葉は出てきません。

僕は贅沢言えるような立場でもないはずなのに…


「えっと…ごめんなさい、お互い別の人を探しましょう。」


なんとも悲しい言葉でした。
花子さんにとってもそうでしょうが、僕にとっても痛い言葉でした。

求めてくれる人に対して、それに応じてあげることが出来ない…
そして、その理由もなんだかもやっとしたもので…


良い人であることは間違いないはずなのに。
何もグッとくるものがない。


ひょっとして、自分も周りの女性からこう見えているのでしょうか…


この辺りからゆっくりと、僕は婚活の闇に歩みを進めて行くことになります。

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